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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第5章 ~迎える初夜と始まる部活のプール~

◇青島家1階・居間◇

「夏海さん特製ソース焼きそば、チョベリグーです♪」

「ははは、口に合って良かったよ」

僕の手作りの焼きそばを、美味しそうに食べてくれてる好文君。

ほんのたまに死語が出るけど、よく古い言葉知ってるな。

「好文君って、たまにそうやって死語使ってるの?」

「中学の時までは、バリバリ使ってたんすけど
中学卒業と共に死語も卒業したんですよ」

「もしかして癖が抜けず、たまに使ってしまうパターン?」

「はい」

人の癖って、なかなか直るものじゃないしね。

「そういえば、夏海さんって兄弟はいるんすか?」

「1人っ子だよ」

兄弟いる人はそうでもないかもだけど、いない身としては兄弟欲しかったな。

子供大好きだから、特に弟か妹が欲しかった。

「そうなんすねー
俺は、1つ上の兄ちゃんが1人います」

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