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ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第6章 きせき〜軌跡❹〜

*S side*

まさか、あのページを見られたなんて…。
知らない事ばかりで、細かくアンダーラインをひいちゃったよ。
病院では、詳しく教えてくれないし。そもそも、恥ずかしくて聞けないようなことまで、赤裸々に書いてあったから、ついつい読み込んでしまった。

恥ずかしくて、何も言えず顔を隠していると、後ろから抱き締められ、潤のモノが太腿に押し付けられる。
朝から、元気だなと思いつつ、ぎゅうっと抱き締められていると、俺自身の身体も熱を持ってくる。
好きな人に愛される事が、嫌なわけない。
でも、不安もあるわけで…。

「……ホントにスルの?」

潤「したくないの?」

「したくないわけじゃないけど…。朝だし、仕事だし…身体もいつどうなるか不安だし…」

潤「そうだな。昨日も生でしちゃったし、激しくしちゃったし…あの雑誌の注意事項ひとつも守ってない…」





「勉強の意味ないね…」
潤「勉強の意味ないな…」


二人で顔を見合わせると、なんか俺たちらしくて思わず笑ってしまった。

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