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ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第7章 きせき〜軌跡❺〜

*M side*

翔の包丁捌きには、ヒヤヒヤしたけど、二人でキッチンに立つのは楽しくて。
あっという間に料理が出来上がった。

翔「うわぁ、美味しそう!いただきまぁす」

「いただきます」

クラムチャウダーを一口食べると、自然に笑顔が溢れた。

「うん、うまい!」

翔「俺が切ったほうれん草は、大きさが様々だけど…」

「翔が、頑張って作った料理だろ。それを食べられるなんて幸せだよ」

翔「ふふっ、小さな幸せだなぁ」

「小さな幸せも、翔がいるから感じることができる。翔は、幸せ?」

妊娠して、環境が目まぐるしく変わってしまった翔。何かあれば、溜め込まず、本音を言ってほしいと思ってる。

翔「うん、幸せだよ。お腹には大好きなひとの赤ちゃんがいて、それを理解してくれるメンバーや家族がいて…、何より潤が側にいてくれる」

幸せじゃないなんていったらバチがあたるよ、微笑んだ翔を愛しく感じた。

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