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ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第7章 きせき〜軌跡❺〜

*S side*

潤の温かい腕の中で目を覚ます。
穏やかな寝顔で寝ている潤を起こさないように、そっと体を起こした。

何度見ても端正な顔立ちにキュンとする。寝ていると少し幼く見える寝顔を見つめていると、ふと、付き合ったばかりの頃を思い出す。

はじめは、一緒のベッドに寝るだけで緊張してドキドキしていたあの頃。
今では、隣にいる事が当たり前で、いないと落ち着かないくらいの存在になった。

「潤、愛してるよ」

まだ、気持ちよさそうに寝ている潤に、思わず愛の言葉を囁いてしまう。

潤「俺も愛してるよ」

「えっ、起きてたの?」

潤「いま、起きた。おはよう、翔」

潤も身体を起こすと、おでこにキスをして、「おはよう」とお腹にも優しくキスをするのはいつものこと。

「お、おはよう潤」

まさか愛の言葉を聞かれていると思ってなかったので、ちょっぴり恥ずかしくて俯いたまま、挨拶をする。
そんな俺をみて潤は、クスッと笑ったかと思うと、思い切りだきしめてきた。








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