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ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第7章 きせき〜軌跡❺〜

*S side*

潤「翔…」

「潤…」

二人で微笑み見つめ合うと、お互いの声が揃った。

「「幸せだね」」


これからも何気ない幸せが続いていきますように…。
そう願いながら、体を起こし、時計を見ると、マネージャーが来る15分前だ。

「潤、急がないと!」

潤「うん。分かってるけど、翔からはなれたくない」

甘えるように俺の胸に頭を埋めてくる潤は、なかなか、離れようとしない。
しかも、甘えてくる潤にもう、仕事は休んでもいいんじゃないかと思ってしまう。

俺も離れたくないけど、ここは心を鬼にして、潤の体を押し退ける。

「潤!急いで!!シャワー浴びないと間に合わないよ!」

潤「ん〜、分かったから、もう少しだけ」

そう言って、さっきより強く抱きしめられ、潤の腕に閉じ込められた。

これは、俺の力では抜け出せそうにない。

もぞもぞと体を動かしてちょっとだけ抵抗をしてみたが諦めた。



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