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ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第8章 『はっぴぃえんど⁈』ピックアップ御礼

*S side*

走って逃げて追い詰められて、奈落の底に落ちていく・・・。

また、この夢だ。

いやだ。落ちたくない。

しかも、今日は思いきり叩かれる。
俺を叩いてくるのは・・・

いやだ!やめて!



潤「しょう!起きろっ。翔!!」

身体が、暖かい何かに包まれる感覚と一緒に、愛しい声が聞こえてきて、目を頑張って開けてみる。

「じゅ・・ん?」

俺、寝ちゃってた?
今、何時なんだろう?
何で潤がいるの?
沢山の疑問が湧き起こる。

潤「翔、大丈夫か?」

「う‥ん‥。何で潤がいるの?今、何時?」

潤は、俺の顔を不安そうに覗き込んでいる。
そんな顔、させたくないのに。

潤「今、お昼過ぎたところ。俺の撮影は今日は終了だから、心配ないから。それより、翔、具合は?」

俺は、フルフルと顔を横に振った。

「…身体は、どこも悪くない。仮病なんだ。仕事サボちゃった‥」

それを聞いた潤が今度は首を横に振った。

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