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ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第5章 きせき〜軌跡❸〜

*M side*

シャワーで俺の出したものを掻き出してあげ、身体も綺麗にしてあげると、身体を冷やさないようすぐに着替えをさせる。

「大丈夫かな〜?翔、お腹に違和感とかない?」

翔「大丈夫だって。パパとママが仲良くしただけだもん。赤ちゃんだって嬉しいはずだよ」

「でも…ゴムは必ず付けろって言われたんだろ。それって、俺の分身が入ってきたら、赤ちゃんが嫌がるってことだろ。何千万っていうオタマジャクシがやって来るんだもんな…」

翔「あはははっ。ゴムは、感染症の予防にって言われたけど、ありがち間違いじゃかいかもね。赤ちゃんだってびっくりするかもね」

「笑い事じゃないよ。あ〜また姫に怒られるかも」

翔「ん?姫?」

そうか。翔にはまだ話してないんだった。

「姫って、俺が勝手に呼んでるだけで、赤ちゃんの事」

翔「どういう事〜?」

「えっと、この前エッチ我慢した日の話なんだけどさ…その日の夜、夢に出てきたんだ。翔にそっくりの女の子」

翔「それって…」

「勿論夢だから分からないけどさ、きっと翔の中にいる赤ちゃんだと思うんだ」

突拍子もない話なのに、翔は真剣に聞いていた。




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