後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第8章 淫らなアフターワーク
根元まで深く差し込まれた二本の指が、見えないところで淫猥な動きを加速させた。
くの字に曲げられ、休みなく擦り続ける。
肉厚でザラザラとしたその箇所を突き上げるように。
「…ッ─ハ…‥!………ン、んん……っ……‥‥ん」
声を抑えるのに限界がくるくらいの、強い快感が駆け巡る。
閉じた瞼の裏で今にも弾けそうな…インモラルな感覚に追いつめられ、堪えるほどに汗が滲んだ。
ガラスの冷たさにすがりつくように私は、入り口の扉に両手を付ける。
「ふ、ぅ‥ッ─‥ぁぁっ」
腰だけじゃなくて膝も揺れてきた。
きっと…葉川くんの膝が股の下から抜かれたら、私はこの場に崩れ落ちる。
そんなのはもう──明らかだった。
「……ぁ、…‥っ……アっ‥!!」
「やっぱり…!…季里さんは綺麗です…」
「‥‥ァっ」
ボタンを外され、はだけたブラウス──。
葉川くんは後ろからそっとブラウスの襟を引き、うなじと背中を露にしてそこに口付けてきた。
もはや私に抵抗する余裕がないのをいいことに、汗ばんだそこを悪戯に舌がなぞる。
もちろん、卑猥な水音を立てる指の速さはそのままだ。