後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第13章 僕は玩具
葉川くんが後ろから私を抱く。
腰の辺りに手を回されて…肩の上に、彼が頬を付けて顔を乗せてきた。
もちろんこちら側を向いて。
「電気は……どうされますか」
「……このまま」
「わかりました」
暗がりの部屋。左頬に吐息がかかり
そこにキスをされて…少し離れる。
片腕がブラウスの内側に滑り込み、もう一方の手が首元のボタンをはずし始めた。
そうして私の服は徐々に乱されていく。
ハァ..っ
焦れったい手つきで脇腹を撫でられながら、晒された首筋に唇が落ちた。
胸元から侵入した手がブラジャーとの隙間を狙い、胸のカタチが崩れないくらいの強さで繊細に揺すられる。
私は片手を壁に添えて自身を支えた。