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後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~

第13章 僕は玩具



「どうして…直接触らないの?」

「…まだ十分に濡れていないからですよ。先輩に痛みを与えるのは…嫌なので」

「君はそんな気遣い…っ…しなくて…いいわ」


依然として、アソコに沿って動く指は下着の上──。クロッチをずらして侵入してこない。

私はそれを指摘した。

わかっている。葉川くんは、濡れてもいないソコに指を捩じ込むような下手な男ではないってことを。

それでも私が急かしたのは……

今はむしろ、乱暴なくらいで丁度いいからだ。


「急いでほしいの、今夜は……!!」


私が欲しいのは気持ちのないセックス。

それだけでいい。

それ以上は望まない。


どうあがいても結婚できない女である私と
もとから結婚する気なんてない君とで


…ほらね、ピッタリでしょう?


セフレ同然に遊べばいい。

私はそれ以上を望むのが、辛くて仕方がない状態だから──。





どうか、察して







「──ク‥」


「‥‥」


「そんなに僕を怒らせたいですか?…セン パイ」





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