Deep Night《R18版》
第6章 No.623
疲れを知らぬ機械はムツミの中で蠢く。
のたうち回りたくなる程の快感はやがて麻痺していき失神を繰り返した。
喘ぐこともなくただ口を開けてうめき声にもならない声を漏らしだらしなく口元から涎を垂らす。
面白味がなくなった、と興奮が覚めた男達は秘部に突き刺した機具を抜き取り代わりに革製の鞭を手に取る。
「っヴ…ぁ」
パチン、と小気味の良い音が響く。
太股に滑らすように撫で付けた鞭が内腿目掛けて大きく曲線を描き打ち付けられると白い肌に赤い筋が浮かび上がる。
「っあ"!」
痛いという言葉も出なかった。
何度も打ち付けられる鞭に痺れる痛みが気持ちの良いものとは感じられなかった。
無言で攻め立てられては興奮に欠けるものの男達はグッと堪え息を荒くしてムツミを弄んだ。
いっそのこと殺してくれと薄れ行く意識の中でムツミはビデオカメラに向かって笑った。