Deep Night《R18版》
第2章 No.217
「……なにしてんだ」
「そういうぷれい」
「は?」
「えすえむ?」
両腕を拘束されたニーナはベッドに寝転び、股を開いて秘部を晒けだす。その行動に男は額を押さえ「どうしようもねぇな」と呟いた。
「いいか?俺に何もしなくていい。俺もお前に何もするつもりはない」
「どうして?」
「ヤるつもりで来たわけじゃねぇ」
「どうして?」
「仕事の付き合いだ」
「仕事?お客も仕事しにきたの?じゃあこれ練習?」
「練習?」
「うん。男の新人さんが来たら相手して仕事教えるのたまにやる」
「セックスを教えるのか?」
「せっくす?なにそれ」
「お前がしてることだよ」
「違う、これ仕事」
「仕事、ね」
「だからお客は仕事仲間ってこと。練習ちゃんとしないと怒られるよ。餌貰えないと死んじゃうよ」
ほら、と股を広げるニーナを男は見下ろしながら片膝をベッドに乗せた。
「病気持ちじゃねぇだろうな」
「あたしびょーきない。びょーきしたら仕事させてもらえない。餌もらえない、死ぬだけ」
男は深いため息を吐いて「恐ろしいトコだな此処は」とニーナの開いた秘部に手を伸ばしてようやく練習とやらを始めた。