Deep Night《R18版》
第6章 No.623
片方の乳房を揉みしだく間、赤ん坊のようにチュパチュパと、しゃぶりつく唇にムツミは反応して声を漏らす。
「あっ、噛まないでっ」
時折、八重歯で実を甘噛みしては、舌先で転がす。
「んっ、あ…」
上目遣いでムツミを見上げ、実を咥えながらニッと笑う。
乳房から下降して腹部を撫で、ヘソから真っ直ぐ下へ向かう指先を、感覚だけで感じるムツミは辿り着いた指先を誘うように、脚を開く。
秘部に着いた指先は、そのまま通りすぎ、膝裏へと向かって行く。
焦らされて疼く。
「ちょっと体制変えようか」
座ったままのムツミと、その正面に膝を付く色男は、膝裏に腕を入れ横抱きにしてムツミをベッド中央へと移動させる。
「紳士的だね。こうやって女、口説くわけ?」
「紳士?俺が?」
足元に腰を下ろした色男は、いたずらっ子のような笑みを浮かべる。
膝裏をグッと胸まで押し倒して、開脚させると秘部が露になった。