Deep Night《R18版》
第7章 Tiger
それを見ているしか出来ない自分は、一つの見世物のように横からレンズを向けられている。
やめてくれ。
妹に手を出さないでくれ。
首を横に振って伝えようとするがカメラを構える男はニヤニヤとするだけで何も伝わっていない。
「可愛い妹を助けようとした優しいお兄ちゃんはただ見ていることしか出来ないんだね」
クスクスと笑いながらキラリと光る刃物を持って妹に近付く男達。
眠っているのか眠らされているのか、妹は近付く男に気付かずにいる。
「10歳かぁ。そそるね」
「肌も綺麗だし、可愛い顔してる」
「大金出した甲斐があったもんだねぇ」
ニタニタと歪な笑みで妹の頬を撫でる男。
シャキシャキと鋏を動かし服を切り刻む男。
露になった肌に吸い付くように唇を押し当てる男。
やめろ。
やめろ。
やめろ。
「じゃあ始めようか」
その言葉を皮切りに男達は一斉に妹に群がる。
ーー気が狂いそうになった。
やめてくれ。
妹に手を出さないでくれ。
首を横に振って伝えようとするがカメラを構える男はニヤニヤとするだけで何も伝わっていない。
「可愛い妹を助けようとした優しいお兄ちゃんはただ見ていることしか出来ないんだね」
クスクスと笑いながらキラリと光る刃物を持って妹に近付く男達。
眠っているのか眠らされているのか、妹は近付く男に気付かずにいる。
「10歳かぁ。そそるね」
「肌も綺麗だし、可愛い顔してる」
「大金出した甲斐があったもんだねぇ」
ニタニタと歪な笑みで妹の頬を撫でる男。
シャキシャキと鋏を動かし服を切り刻む男。
露になった肌に吸い付くように唇を押し当てる男。
やめろ。
やめろ。
やめろ。
「じゃあ始めようか」
その言葉を皮切りに男達は一斉に妹に群がる。
ーー気が狂いそうになった。