無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ムツミが戻ってきたら伝えようとしてたミヨコは、他の部屋の掃除までさせられ自分の部屋に帰った頃には、ムツミは爆睡していた。

伝えたところで助けに行けるわけでもない。
酷い目に合ってるから逆らうこともない。

お節介してるって事は分かっている。

別に放っておけばいいのにと頭では分かってるのに、ニーナを心配してる自分が居る。

「うわああああああ！！」

大きな声で泣きながら戻ってきたニーナに皆驚いて視線を向ける。

「うわぁん」と子供のように泣きじゃくるニーナにムツミが目を覚ます。

他の女の子がうるさいから黙らせろと言わんばかりに、ニーナを押し付けると嫌な顔一つしないでニーナを呼び寄せる。

ミヨコはそれをジッと見ていた。