Deep Night《R18版》
第5章 Dog
仕切りに動く手と下着越しの口付けに男は我慢ならんと腰を引く。
しっかりと下着を掴んでた手がそのまま下へ引き下げられ局部が露になった。
「にーなちゃ、やめっ」
「いっぱいだして、ね」
「うわっ、ぁ」
隔てる物を失った局部をパクリと口の中に咥えるニーナは拙い舌先で裏筋を舐め上げる。
先端をツンツンと喉奥に押し付けては一気に引き抜く。
「やばッい、」
会話は幼稚園児だったはずが男を喜ばせるテクニックはプロ並みだった。
「ぅあ、それやばい、っん」
いつしか男は仕事など忘れて快楽に身を任せ膝をガクガクと揺らし始めた。
ニーナの頭が前後する度に腰の辺りが疼く。
もっと奥へと進みたくなる誘惑に加え男の尻を撫でる手が菊門へと滑り落ちると触られたことのない部分にビクリと身体を揺らした。
「にーなちゃ、ソコはダメだっ」
手を払いのけてガードするとニーナは諦めて二つの実を掴んだ。転がすように撫で、解すように揉みだすといよいよ男はニーナの後頭部を押さえるように腰を律動させた。
「っもう出る、うっーーイク、っぅ」
先端から飛び出た白濁の液体がニーナの顔を塗りたくる。ドロリとした液はニーナの口元へ垂れていくとニッコリ笑って拭う。
「いっぱいでたね?ココいれる?」
「……ごめんっ」
男は首を横に振り身なりを整えると逃げるように部屋を出た。
部屋の外に居る従業員に「今日は調子が悪くて」とニーナに非がないことを伝えて店を後にした。