テキストサイズ

支配と快感

第1章 初めて

普通なら優しくしてほしい....と言うのだろう
しかし私の好奇心は優しさよりも "乱暴にされる" セックスの方にそそられた。


初めてが優しくされるなんていう当たり前のことではなく、もっと異質なことへの興味が大きかった。



そんな考えさえも見透かしたかのようなハルキさんの目線に感じながら、俯き小さな声で乱暴な方がいいと伝えた


少し口角を上げて不敵な笑み浮かべたまま近寄り、彼の手が私の顔を抑えた




「ねぇ、そんなに小さい声じゃ聞こえない
して欲しいことははっきり言って 俺にどうされたいの?」




至近距離からのハルキさんの目から逸らすことは出来るはずもなく、私の恥ずかしさはとうにピークを超えていた


初めてが乱暴な方がいいというだけでもどこかに隠れてしまいたいのに、自分から 私は変態です と言っているのと変わりないことがさらに自分の身体を熱くさせていく....


「黙ったままなんだ...まぁ聞かなくても分かるけどね」


そういうと私の耳元に近づき


「ド変態....」


と囁いた


「今回だけは、初めてに免じて許したあげるよ」

悪魔の微笑みをしながらそういうと、ハルキさんは私の服のボタンに手をかけた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ