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Nectar

第6章 後悔と進展

大和「ただ…イベントの時も、この近所でたまたま会った時も、いつもならあり得ないぐらい喜んでくれるのに…。あの日は熱のせいか、全然嬉しそうじゃなくてちょっと淋しかったけど…」

千里「…らしいよ?蓮。」

じゃあ…

全部俺の勘違い?

いや、でも愛梨の言った言葉は本当だし…

あれ以来連絡もないし…

千里「蓮!愛梨ちゃん熱出してるんでしょ?行かなくて良いの?!」

そうだ!

2人を見たのが3日前だから…

あれからずっと熱が下がらないのか?!

蓮「俺…行かなきゃ…。行ってきます!!」

飛び出そうとして、忘れてた事に気付いた。

蓮「あっ…大和!さっきはごめん!」

大和「いいから行け~。好きな子なんだろ?愛梨ちゃんによろしく~(笑)」

ニヤニヤ顔の大和がムカつくけど…

改めて俺は部屋を飛び出した。

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