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Nectar

第6章 後悔と進展

頭に乗せていた手をそっと後頭部に回し、引き寄せた。

初めて唇が重なる。

すぐに離れて、一瞬目が合うと今度は食べるように愛梨を味わった。

うわぁ~…

俺ってたいして経験ないくせに意外と大胆…(笑)

愛梨「んっ…んん~っ…」

愛梨が苦しそうに俺を叩くから仕方なく唇を離した。

蓮「どう?夢だった?(笑)」

愛梨「夢じゃ…ない。」

俺の胸に飛び込んでくる愛梨。

愛梨「ごめんなさい。あの時酷い事言って…本当は蓮の事、こんなに好きになっちゃってるのに。素直じゃなくてごめんね…?」

泣きながら俺にしがみ付いて、そんな事をいう愛梨が可愛くて…愛おしい。

蓮「愛梨が俺の事どんだけ好きかもう分かったから(笑)だから…もう何も言わずに俺の彼女になって?」

愛梨は俺の腕の中で何度も頷いた。

叫び出したい程の嬉しさを愛梨にぶつけるように、力の限り抱き締めた。

蓮「あ~ヤッバイ。好き過ぎてどうしよ…」

愛梨「バカ…(笑) 苦しいから…」

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