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Nectar

第7章 恋愛感情

ー蓮sideー

たくさんギューッてして、たくさんキスをして…

少しずつ付き合ってるって実感が湧いてくる。



愛梨「てか、どうやって入ってきたの?」

さっきまであんなに甘い甘い時間を過ごしてたのに…

温め直した料理をテーブルに並べる愛梨は、いつもの愛梨だった。

蓮「あっ…え~っと…」

合鍵の入っていた引き出しをチラッと見てしまった俺を愛梨は見逃さなかった。

愛梨「…出して。」

“早く!”と言わんばかりに突き出された愛梨の手に、渋々ポケットにしまってた鍵をのせた。

何で?

俺彼氏だよね?

良いじゃん。合鍵くらい…

愛梨「よしっ!じゃあ食べよ!」

ニッコリと笑顔でそう言った愛梨を見ると…

何も言えません。

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