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Nectar

第7章 恋愛感情

蓮「美味しいです…」

本当に美味しい。

肉も野菜もバランス良くて…

愛梨「人のために作るって思うと、何か張り切っちゃった(笑)」

俺の…ため?

色々考えて作ってくれたの?

確か…前に作ってくれた料理はワインのための料理だった(笑)

蓮「これからも…ずーっと俺のために作ってほしいな」

愛梨「…気が向いたらね」

いつもツンとしている愛梨が急に照れる。

全く経験のない女の子みたいに…

さっきの甘さといい、今のピュアさといい…

きっと愛梨は究極のツンデレだ。

俺に対するツンとデレの最高の塩梅を分かってる。

付き合う前は「僕、これでも一応アイドルなんですけど?」って言いたくなる事もたくさんあった。

でもたぶん俺の事を特別扱いしない愛梨に余計惹かれて…

今は誰よりも普通に接してくれる愛梨に心地よさを感じる。

愛梨と居る時はただの男で…

ただの彼氏で…

ただ愛梨を守る存在で居たいなって思うよ。

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