テキストサイズ

Nectar

第7章 恋愛感情

ー蓮sideー

風呂上がりの愛梨の火照った顔を見てドキッとした。

その上、ショートパンツにタンクトップ。

暑いらしく、パーカーは着ずに側にあった椅子に引っ掛けた。

きっと愛梨は特に意識なんてしてないんだろうけど…

刺激が強すぎる。

愛梨はそのままソファーに座っている俺の足元にストンと腰を下ろす。

蓮「髪…乾かさなきゃ。また風邪ぶり返すだろ?」

愛梨「ん~…」

眠たそうな顔で曖昧な返事をしながら、俺の方に身体を向けてソファーに頭を乗せた。

さっき寝てたくせに…

蓮「眠いなら先に乾かせ。早く!」

無防備過ぎる服装と体制に気がおかしくなりそうだ!

愛梨「ん~…れん〜…」

俺の膝に手を置いて、緩く揺らす愛梨の手にドキドキが加速する。

はぁ…

仕方なくドライヤーを持ってきて愛梨の柔らかい髪の毛を撫でながら乾かしてやる。

愛梨「ふふっ(笑)れんの手…気持ちい…」

乾かし終えるとその場にドライヤーを置いて、愛梨を抱き上げた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ