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Nectar

第7章 恋愛感情

愛梨「え?!何?」

返事をせずにリビングの電気を消して、そのまま寝室まで運んだ。

ベッドにそっと下ろして、一緒に布団に入って抱き締める。

隙間ができないようにピッタリと…

少し離れると目が合って、今度は唇を重ねる。

どんどん深くなるその行為に、愛梨が慌てたように離れた。

愛梨「あっ、あのっ…私…その…ずっとこういう事なかったし…」

真っ赤になってそう言う愛梨はたまらなく可愛い。

蓮「ふっ(笑)さすがに付き合いたてだし、愛梨は本調子じゃないし、しないよ?」

愛梨「あっ…そっか。そうだよね!うん!」

恥ずかしそうに早口になっていたけど、ホッとしているのが表情から見て取れて…

何か複雑。

でも彼氏いないの6年…だっけ?

そりゃ怖くもなるか。

蓮「別に焦ってないし…ゆっくりで良いよ。今はこうやって抱き締めてキスして…一緒に寝れるだけで夢みたいだから(笑)」

愛梨「うん…ありがと」

蓮「ん。寒くない?」

そのまま連れて来たからタンクトップだけの愛梨。

愛梨「蓮が温かいから大丈夫…」

またそんな事言って…

軽くキスをして、温めるようにギューッと抱き締めた。

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