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Nectar

第8章 理想と現実

ー蓮sideー

蓮「祐兄!下行きましょう!愛梨いっぱい荷物持ってたでしょ?今日は6人でご飯食べる予定だったのに、絶対食べきれない量の料理作って来てて(笑)味は保証しますよ!」

2人の手を引っ張って下の階に向かった。

中に入ると、さっきの料理が綺麗にテーブルに並べられていた。

頼斗「すっごい!ケーキまで!本当に手作り?!」

遙稀「スゴいでしょ?!僕もビックリしました(笑)」

ほら…やっぱり自慢の彼女だ。
愛梨事すごく誇らしく思うよ。

だから…

お願いだから電話出てよ…

遙稀「愛梨ちゃん出ないの?」

蓮「うん…」

こっちの問題は解決したのに…

大和「出かけようと思ってたけど、やっぱりココでご飯食べよ~♪」

大和の言葉にみんなで笑っていると、手に持っていた携帯が震えた。

急いで確認すると、愛梨からのメールで…

【蓮ごめんね】

ってただ一言だけ…

愛梨は何も悪くないのに…
俺がもっとちゃんと祐兄に説明してれば…

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