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深く深く絡んでくる。

マズいって言ったくせに…

蓮「愛梨だったら煙草の味がしても、マズくても…それよりキスしたいから(笑)」

やっと離れたかと思うと、さっきとは打って変わってはにかんだ様な笑顔で甘い事を言った。

愛梨「ほんっとムカつく！(笑)」

照れ隠しに笑いながらそう言ってまた少し明るくなった髪をグシャグシャと撫でた。

それでも嬉しそうな蓮を見てまたキュンとしてしまった。

蓮「愛梨…」

急に蓮が真剣な顔をした。

蓮「新曲の活動が終わったら今よりは忙しく無くなるから…」

愛梨「うん…？」

蓮「だから…また宿舎に来て？」

蓮は気まずそうにそう言った。

そして心配そうな顔で私を見てくる。

きっと私が不安そうな顔をしているからだろう。

蓮「まだ無理そうだったらもっと先でもいいんだけど…。でも半端な気持ちで付き合ってるんじゃ無いってメンバー達に分かってもらいたいから。」

一切逸らす事の無い強い瞳に真剣な思いを感じた。