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Nectar

第8章 理想と現実

ー蓮sideー

蓮「また宿舎に来て?」

そう言った瞬間、愛梨の顔色が曇った。

蓮「まだ無理そうだったらもっと先でもいいんだけど…。でも半端な気持ちで付き合ってるんじゃ無いってメンバー達に分かってもらいたいから。」

今度は何かあっても俺がちゃんと守るから…



愛梨「うん…行く」

少しの沈黙の後、愛梨は「行く」と言ってくれた。

蓮「やったー!これでやっと愛梨のこと自慢できる!(笑)」

さっきみたいにまた愛梨の事をギューッと抱き締めた。

愛梨「やっ、ちょっともう!苦しいって!それに自慢されるような素敵な彼女じゃ無いから!」

蓮「何で?こんなに素敵な“俺の”彼女なのに~(笑)」

コッチは大真面目に言ってるのに愛梨は呆れ顔。

愛梨「でも…それまでに凝った料理練習しとかなきゃ(笑)」

祐兄が言ってた事覚えてたんだ…

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