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Nectar

第9章 幸せすぎて

蓮「はぁ…何か感動。俺、100日記念日にちゃんと会ってお祝いしたの愛梨が初めて。」

愛梨「ずっと忙しかったもんね…」

蓮「それもあるけど…無理してでも会いたいって思ったの初めてだった。どうしても愛梨に会いたくて…ちょっと頑張った(笑)」

何でそんな…

そんな事言っちゃうの…

感動するのはこっちだよ。

蓮「愛梨…泣いてる…?」

離れようとした蓮にしがみ付いた。

蓮「うん。離れないよ(笑)明日の夕方まではオフだから。」

愛梨「えっ!本当に?!」

驚いて蓮から離れて目を合わせた。

蓮「やっぱり泣いてる(笑)」

涙を拭ってくれた蓮は優しく笑っていた。

蓮「だから言ったでしょ。ちょっと頑張ったって(笑)ただ…サプライズとか用意できなかったのが悔しいけど…」

シュンとした蓮が堪らなく愛おしく思えた。

愛梨「いらない。サプライズなんていらないよ。ていうかこうやって会えただけでも最高のサプライズだよ(笑)」

蓮「愛梨、ありがとう。全部俺に合わせてくれてありがとう。何もしてあげられなくてごめん。でも…本当に愛してる」

答える間もなく、また唇を塞がれた。

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