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Nectar

第2章 大ファンです

愛梨「何で?末っ子は末っ子でしょ。」

名前を呼んで欲しいな~

なんて思いながら結構勇気を出して言ったつもりなのに、バッサリと斬り捨てられた。

愛梨「あっ!末っ子くんの連絡先教えてよ!」

僕があれだけ聞いても教えてくれなかったのに?!

彼氏と別れたとか?!

そして僕の魅力に気付いたか?

二ヤケる顔を隠しつつ、連絡先を交換し終わると…

愛梨「今度大和さんに会わせてね?(笑)」

浮かれた僕を一気に落とす一言。

なんっで僕がこんな目に合わないといけないんだ!

だいたいこの人の前では僕は僕らしくない!

そう思うのに…

初めて真っ直ぐに僕だけに向けられた笑顔に胸が高鳴って仕方ない。

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