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Nectar

第9章 幸せすぎて

ー愛梨sideー

愛梨「いい加減離れて」

蓮「無理」

早めのお昼ご飯を食べようとしたらピッタリとくっついてきた。

そして何故かご機嫌斜め。

愛梨「何?私何かした?」

蓮「別に…」

何それ…

コッチまでイライラしてくる。

愛梨「いらないんだったら食べなくていいから。」

蓮「食べてるじゃん。」

…はぁ。

蓮「ため息?!」

愛梨「そりゃため息も出るよ!食べるかくっ付くかどっちかにしてよ!」

蓮「…。」

ちょっとだけ離れて私をジーッと見てくる。

蓮「じゃあここ来て。」

そう言って指差されたのは蓮の脚の間。

愛梨「いや、食べにくいじゃん…」

蓮「来いって…ここ!」

腕を引っ張られて無理やり座らされた。

こんな時だけ男らしいって…
意味わかんないし。

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