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Nectar

第9章 幸せすぎて

ー蓮sideー

蓮「本当はさ?愛梨より早く起きて、コレ…付けてやろうと思ってたんだよ。」

記念日なのにサプライズ何か用意出来なくて…

でも愛梨は映画に連れて行ってくれたりケーキを作ってくれたり…

男なのに何もやってあげられない自分が情けない。

その上、唯一のサプライズにも失敗して…

しかも勝手に拗ねて…

ごめんな?

申し訳ない気持ちでいっぱいだったのに…

愛梨「嬉しい…ありがとう!付けて良い?!」

そう言って嬉しそうに笑いながらはしゃぐ愛梨を見ると、心からホッとした。

愛梨「あれ?入んない…」

蓮「貸してみ?」

穴に上手く入らないらしい愛梨の手からピアスを取った。

うわっ…

でも何か痛そう…

愛梨「痛っ!」

愛梨のその声を聞いて咄嗟に手を引っ込めた。

愛梨「うっそ~(笑)」

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