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Nectar

第9章 幸せすぎて

こんな子供みたいなイタズラは愛梨らしくなくて…

それだけ喜んでくれているのが分かる。

テンション上がり過ぎ(笑)

改めてピアスを穴に通すと、思ったよりスッと簡単に入っていった。

愛梨「どう?」

ピアスの付いた耳を見せてくる。

蓮「うん。さすが俺(笑)」

愛梨「何それ(笑)見てこよ!」

パッと立ち上がった愛梨はパタパタと洗面所に走っていった。

ほら…

また離れていく(笑)

後を追いかけると、鏡の前で耳についたピアスを見ながらニコニコと笑っていた。

蓮「どう?気に入った?」

愛梨「うん!すっごく可愛い!もうココの穴はコレ限定だね(笑)」

まったく…

いつになく素直で可愛いんだから(笑)

後ろからギューッと抱き締めた。

蓮「…ずっと付けてて」

愛梨「うん…」

ピアスを付けた左耳に唇を寄せて喋ると、鏡の中の愛梨は少しピンクに染まった。

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