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Nectar

第2章 大ファンです

ー愛梨sideー

部屋に入って、何気に携帯を開くとさっきのままの画面だった。

そこに映る“末っ子”って文字と番号にアドレス。

本当に…

あの末っ子くんと連絡先交換しちゃったんだよね。

仕事関係者以外に、数年ぶりに追加された男の子が末っ子くんなんて…

蓮ファンの子なら死ぬほど嬉しいんだろうな(笑)

捻くれている私は少しでも越しの大和さんにしか興味がないけど…

愛梨「大和さん…今日もかっこ良かったです。」

壁に貼ってある大和さんのポスターに声を掛けて、今日貰ったばかりのサインを大和さん専用の棚に飾った。

しばらくそこを眺めていると、携帯が鳴った。

末っ子…?

さっき別れたばかりなのに…

と思いつつ、届いたメールを開くと添付画像が…

ひゃーーーー!!

驚きのあまり、末っ子に電話を掛けた。

蓮「はいはい。メール見たの?(笑)」

いやいやいや!

笑ってる場合じゃないから!

愛梨「もうこんな事しないで!」

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