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Nectar

第3章 新たな出会い

愛梨「どうぞ…」

結局うちに連れてきたものの…

玄関から動こうとしない。

なんか…

猫と一緒に“よく分からん可愛い生物”を拾ってしまった気分だ。

猫を預かって、ハルにもタオルを渡した。

愛梨「アナタも拭いてください。風邪引きます…。そこ寒いから中どうぞ。」

気まずそうに入ってきた彼は、リビングの片隅を見て明らかに固まった。

大和さんのファンですけど…何か?

とりあえず猫ちゃんを拭いてあげて、傷の手当てをして、少し温めるように抱っこ…

猫って…

抱いてるとすごく温かいよね…

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