
Nectar
第13章 守れなかったもの
ー蓮sideー
数日経っても相変わらず愛梨とは連絡が取れず、由奈さんにも電話をかけたけど出てくれる事はなかった。
…
新堂「蓮、今日はこれで終わりだから…病院行くぞ。」
あれ?
この後まだ仕事入ってたはずなのに…
蓮「何で病院ですか?」
新堂「お前最近まともに寝てないだろ。飯も食わないし…。2週間後には北海道公演があって、年末は忙しくなる。倒れられたら困るんだよ…」
蓮「…すいません。」
新堂さんにまで気を遣わせているのが本当に申し訳なかった。
新堂「愛梨さんの病院行こう。な?」
そっか。
病院に行けば会えるかも…
そんな淡い期待を抱きながら病院に向かった。
受付の前を覗き込みながら通ったけど、愛梨の姿は見えなかった。
簡単な問診の後、点滴をしてもらう。
その2時間ぐらいの間、驚くほどグッスリと眠っていたみたいで針が抜かれる時に目が覚めた。
さっきまでフラフラして重かった身体がだいぶ軽くなった。
数日経っても相変わらず愛梨とは連絡が取れず、由奈さんにも電話をかけたけど出てくれる事はなかった。
…
新堂「蓮、今日はこれで終わりだから…病院行くぞ。」
あれ?
この後まだ仕事入ってたはずなのに…
蓮「何で病院ですか?」
新堂「お前最近まともに寝てないだろ。飯も食わないし…。2週間後には北海道公演があって、年末は忙しくなる。倒れられたら困るんだよ…」
蓮「…すいません。」
新堂さんにまで気を遣わせているのが本当に申し訳なかった。
新堂「愛梨さんの病院行こう。な?」
そっか。
病院に行けば会えるかも…
そんな淡い期待を抱きながら病院に向かった。
受付の前を覗き込みながら通ったけど、愛梨の姿は見えなかった。
簡単な問診の後、点滴をしてもらう。
その2時間ぐらいの間、驚くほどグッスリと眠っていたみたいで針が抜かれる時に目が覚めた。
さっきまでフラフラして重かった身体がだいぶ軽くなった。
