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Nectar

第3章 新たな出会い

ー蓮sideー

ハルと2人で先に宿舎に帰る。

ハルにご飯の準備を頼んで、僕はタマを飼い主のいない部屋に返した。

祐兄もまだ仕事か。

ニャ〜…

蓮「そう言えば…お前が懐くなんて珍しいよな。あの人の魅力わかるのか?」

僕からの問いかけに答えることなく、タマはプイッと後ろを向いてベッドに飛び乗った。

全く…気まぐれな奴。

リビングに戻ると案の定、千里と陸兄が居た。

千里「女の子が来るって本当~?蓮やるねぇ(笑)」

ニヤニヤしながら絡みついてきた千里。

蓮「本当ですけど…期待しないでくださいね?あと…大丈夫だとは思うけど、一応ファンの子だから気を付けてください。」

愛梨が変な情報漏らしたり…なんて考えられないけど。

蓮「あっ!それと!」

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