
Nectar
第3章 新たな出会い
ー愛梨sideー
5月とは言ってもお風呂上がりは暑い。
ショートパンツにタンクトップ姿で髪を乾かしていると末っ子から連絡が来たから、髪をまとめてパーカーを羽織った。
雨はもうほとんど降っていなかったし、隣のマンションまで走った。
だから暑いのに…
無理矢理着せられた大きめのスボン。
意味が分からない。
蓮「どうぞ。」
私の言葉に聞く耳なんてもってくれず、中に入るように促された。
千里「いらっしゃい!初めまして〜千里です!」
この人は普段からこんなに可愛い笑顔をするのか…
愛梨「あっ、愛梨です。すいません、お邪魔してしまって…」
遙稀「愛梨ちゃん、もう出来上がるから座ってて~。」
テーブルに座ると、また1人部屋から出てきた。
蓮「あっ陸兄。お客さんが来てるんだけど…」
挨拶しようと振り返ると、ジーッと顔を見られた。
…何?
陸「見た事ある…」
蓮「へ?何で?」
陸「この辺で…よく会う。」
愛梨「あぁ。私すぐ隣のマンションに住んでるんで、皆さんをよく見かけますよ(笑)」
さすがにこの近さだと会う頻度も少なくない。
千里「じゃあ僕も見た事ある?」
愛梨「はい。何度か…」
千里「ファンなのに話しかけてこないなんて珍しいね!」
蓮「千里…彼女はそう言う人なんだ。大和以外は一般人と同じ扱いだよ。」
そう言った末っ子は呆れ顔で私を見た。
何よ…悪い?
5月とは言ってもお風呂上がりは暑い。
ショートパンツにタンクトップ姿で髪を乾かしていると末っ子から連絡が来たから、髪をまとめてパーカーを羽織った。
雨はもうほとんど降っていなかったし、隣のマンションまで走った。
だから暑いのに…
無理矢理着せられた大きめのスボン。
意味が分からない。
蓮「どうぞ。」
私の言葉に聞く耳なんてもってくれず、中に入るように促された。
千里「いらっしゃい!初めまして〜千里です!」
この人は普段からこんなに可愛い笑顔をするのか…
愛梨「あっ、愛梨です。すいません、お邪魔してしまって…」
遙稀「愛梨ちゃん、もう出来上がるから座ってて~。」
テーブルに座ると、また1人部屋から出てきた。
蓮「あっ陸兄。お客さんが来てるんだけど…」
挨拶しようと振り返ると、ジーッと顔を見られた。
…何?
陸「見た事ある…」
蓮「へ?何で?」
陸「この辺で…よく会う。」
愛梨「あぁ。私すぐ隣のマンションに住んでるんで、皆さんをよく見かけますよ(笑)」
さすがにこの近さだと会う頻度も少なくない。
千里「じゃあ僕も見た事ある?」
愛梨「はい。何度か…」
千里「ファンなのに話しかけてこないなんて珍しいね!」
蓮「千里…彼女はそう言う人なんだ。大和以外は一般人と同じ扱いだよ。」
そう言った末っ子は呆れ顔で私を見た。
何よ…悪い?
