
Nectar
第6章 後悔と進展
ペットボトルを拾って、私を支えてくれる大和さんの優しさに弱った私の涙腺が緩みそうになる…
大和「身体熱っ…熱ありますか?」
私はただ頷いた。
大和「こんな身体で外に出ちゃダメですよ!」
愛梨「水が…無くて…」
何とか答えると、大和さんは拾ったペットボトル以外にも数本の水やスポーツドリンクを手に持って、レジに向かった。
大和「これ飲んでください。家は?この辺りですか?」
愛梨「え?あっ…お金…」
大和「いいです。僕の…ファンの方ですよね?間違ってたら恥ずかしいですけど…」
愛梨「あっ、はい…」
バレてたの?!
大和「デビューした頃から、いつもイベントには来てくれてたから…覚えてます。それに綺麗な人だから忘れません(笑)」
スゴいな…
握手会やサイン会であんなにたくさんの人と触れ合ってるのに、ちゃんと1人1人見てるんだ。
大和「あ~でも、他のファンの子には内緒ですよ?(笑)いつも笑顔で“頑張れ”って言ってくれるアナタが泣きそうな顔してるから…特別です!」
優しさに涙が出た。
でも…
やっぱり私は大和さんを通して、末っ子くんを見ているんだと思う。
大和「身体熱っ…熱ありますか?」
私はただ頷いた。
大和「こんな身体で外に出ちゃダメですよ!」
愛梨「水が…無くて…」
何とか答えると、大和さんは拾ったペットボトル以外にも数本の水やスポーツドリンクを手に持って、レジに向かった。
大和「これ飲んでください。家は?この辺りですか?」
愛梨「え?あっ…お金…」
大和「いいです。僕の…ファンの方ですよね?間違ってたら恥ずかしいですけど…」
愛梨「あっ、はい…」
バレてたの?!
大和「デビューした頃から、いつもイベントには来てくれてたから…覚えてます。それに綺麗な人だから忘れません(笑)」
スゴいな…
握手会やサイン会であんなにたくさんの人と触れ合ってるのに、ちゃんと1人1人見てるんだ。
大和「あ~でも、他のファンの子には内緒ですよ?(笑)いつも笑顔で“頑張れ”って言ってくれるアナタが泣きそうな顔してるから…特別です!」
優しさに涙が出た。
でも…
やっぱり私は大和さんを通して、末っ子くんを見ているんだと思う。
