
Nectar
第6章 後悔と進展
ー蓮sideー
ラジオが終わって、もう近くまで帰って来てるであろう大和にコンビニで買い物を頼もうと思ったのに電話に出ない。
仕方なく財布を手に取って部屋を出た。
エントランスから外に出ると、意外にもファンは居なくてホッとしてマンションの広い敷地を歩く。
そこを抜けると、どうしても癖で目がいってしまう愛梨のマンション。
蓮「あっ…!」
思わず声を発してしまった自分の口を慌てて塞いだ。
…
…
何だよ…
あの時は冗談で“もし俺が大和を紹介したら…”みたいな事言ったけど…
そんな必要無かったじゃん。
寄り添うようにしてマンションの中に入って行く2人。
この程度の距離で見間違うはずが無い。
だって…
長年一緒にいる大和と、俺がバカみたいに運命の相手だって信じてた人。
そういう事か。
ラジオが終わって、もう近くまで帰って来てるであろう大和にコンビニで買い物を頼もうと思ったのに電話に出ない。
仕方なく財布を手に取って部屋を出た。
エントランスから外に出ると、意外にもファンは居なくてホッとしてマンションの広い敷地を歩く。
そこを抜けると、どうしても癖で目がいってしまう愛梨のマンション。
蓮「あっ…!」
思わず声を発してしまった自分の口を慌てて塞いだ。
…
…
何だよ…
あの時は冗談で“もし俺が大和を紹介したら…”みたいな事言ったけど…
そんな必要無かったじゃん。
寄り添うようにしてマンションの中に入って行く2人。
この程度の距離で見間違うはずが無い。
だって…
長年一緒にいる大和と、俺がバカみたいに運命の相手だって信じてた人。
そういう事か。
