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不器用同士

第54章 延長料金

「さて、作りますか」
「おー」

俺達はいつも通り夕飯作ってた
俺も前よりは料理上手くなったと思う
今日はロールキャベツとナポリタン
俺は響の指示通り動いた
響はガトーショコラの生地を作りながらナポリタンソースとか作ってた
さすが効率厨
そんな感じで夕飯完成

「「いただきます」」
「ーっ…」
「ゆっくり食べなよw聖猫舌なんだからw」
「美味そうだったから…」
「おかわりもあるからね?」
「分かった!!」

ピーンポーン♪

「あ、楽器か…行ってくるね」
「おう」

「あー!!やっと来た!!」
「今度は何だってドラム!?」
「楽しそうだったからつい」
「ついって…一応聞くけど、いくらした?」
「28万」
「嘘だろ…金あるからって高い物買いすぎだろ…」
「いや、これでも1番高いやつの半額以下だよ?」
「そうか…」
「ちょっと試しに叩いてみよう…」

響は初心者と思えないくらいのリズムを奏でた

「あー、いい音!!」
「今のなんの曲?」
「即興で作った」
「マジ!?」
「ま、色んな曲のリズムパクッたりして弾いただけだよ」
「すげーな」
「あ、明日は楽器じゃないけど今の時間に荷物頼んでるから」
「そうなのか…」
「じゃあ私ガトーショコラ焼いてくるね」
「おう」

そう言って5分くらいしたら帰ってきた

「聖も叩いてみる?」
「いいのか?」
「とりあえず四分と八分の説明をしようw」
「お、おう…」

その後ガトーショコラができるまでに手と足をバラバラに動かしてリズムを叩けるようになった

「はい。ガトーショコラできたよ」
「おお〜!!いただきます!!」

そう言って俺は食い始めたんだが…

「何これ…めっちゃ美味い…」
「マジで!?良かったぁー…」
「よし、食い終わったしヤるか!!」
「…はーい…」
「75分しかない。早くヤるぞw」
「この前みたいに意識飛ばさないでよ?」
「…頑張る」
「一応信じるよ…」

「で、今日はどうするの?」
「まぁ…普通に…」
「普通だったら聖は私の腰砕けるくらいヤるじゃん…」
「…」
「じゃあ初めてヤった時みたいにヤろ?」
「…頑張る」

えっと…初めての時の記憶があるような…無いような…

「…覚えてないんだね」
「細かい所がな…」
「じゃあ私がリードするよ」
「お願いします…」

何か変なSEXだな…

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