
不器用同士
第101章 響蘭の世界
午後3時
「響、起きろ」
「…やだ…」
「…起きろ」
「…分かった…」
「言いたい事何となく分かる。だけど俺が決めた事だから」
「…分かってる…分かってるよ!!だけど!!」
「俺は見てるだけだからw」
「…」
「準備しろ」
「…分かった…」
俺は響に何ができるんだろう…
午後4時
ピンポーン…
来たか…
「行ってくる」
「でも」
「行ってくる」
「…うん…」
「どうぞ」
「邪魔するね。響は?」
「こっち来い」
「ああ」
「響、準備できたか?」
「…はい…」
「行くぞ」
「…」
「行きたくないか」
「…聖を…戦闘に…巻き込みたくなくて…」
「だが小野が決めた事だ」
「分かってます…」
「神代さん、俺は戦わねーよ?」
「…何?」
「俺は響の笑顔が見たいだけだ。戦うなんて一言も言ってない」
「戦わないと一言も言ってないだろう?」
「…エアガンしか使えない俺を戦わせると」
「響蘭は人は殺さない。君は本物の銃をエアガンで止めた。だからエアガンで充分だ」
「…」
詰めが甘かったな…
「だから言ったじゃん!!抜けられないって!!」
「俺は響と一緒にいたいだけ」
「…は…?」
「俺は響の近くにいられるなら何でもいい」
「聖!!…やめて…」
「…響、お前が小野を心配する気持ちは分かる。危険な事は響が1番知ってるからな」
「だったら聖を」
「そこまで危険な物には触れさせない」
「…」
「響、小野も考え抜いた上だ」
「…分かって…っ…ますよっ…本当は巻き込みたくなくて私がっ…駄々こねてる事も…っ…」
「…」
「聖に傷ついて欲しくない…」
「ま、痛いのは嫌だなw」
「だったら!!」
「響が傷つくよりマシだ」
「ダメだって…何で分からないの…」
「分かってる。だけど響と離れたくない」
「響、許してやりなさい」
「…絶対…怪我しない…?」
「戦闘で?」
「うん…」
「しない」
「…分かった…師匠…お願いします…」
「行くぞ」
「響、起きろ」
「…やだ…」
「…起きろ」
「…分かった…」
「言いたい事何となく分かる。だけど俺が決めた事だから」
「…分かってる…分かってるよ!!だけど!!」
「俺は見てるだけだからw」
「…」
「準備しろ」
「…分かった…」
俺は響に何ができるんだろう…
午後4時
ピンポーン…
来たか…
「行ってくる」
「でも」
「行ってくる」
「…うん…」
「どうぞ」
「邪魔するね。響は?」
「こっち来い」
「ああ」
「響、準備できたか?」
「…はい…」
「行くぞ」
「…」
「行きたくないか」
「…聖を…戦闘に…巻き込みたくなくて…」
「だが小野が決めた事だ」
「分かってます…」
「神代さん、俺は戦わねーよ?」
「…何?」
「俺は響の笑顔が見たいだけだ。戦うなんて一言も言ってない」
「戦わないと一言も言ってないだろう?」
「…エアガンしか使えない俺を戦わせると」
「響蘭は人は殺さない。君は本物の銃をエアガンで止めた。だからエアガンで充分だ」
「…」
詰めが甘かったな…
「だから言ったじゃん!!抜けられないって!!」
「俺は響と一緒にいたいだけ」
「…は…?」
「俺は響の近くにいられるなら何でもいい」
「聖!!…やめて…」
「…響、お前が小野を心配する気持ちは分かる。危険な事は響が1番知ってるからな」
「だったら聖を」
「そこまで危険な物には触れさせない」
「…」
「響、小野も考え抜いた上だ」
「…分かって…っ…ますよっ…本当は巻き込みたくなくて私がっ…駄々こねてる事も…っ…」
「…」
「聖に傷ついて欲しくない…」
「ま、痛いのは嫌だなw」
「だったら!!」
「響が傷つくよりマシだ」
「ダメだって…何で分からないの…」
「分かってる。だけど響と離れたくない」
「響、許してやりなさい」
「…絶対…怪我しない…?」
「戦闘で?」
「うん…」
「しない」
「…分かった…師匠…お願いします…」
「行くぞ」
