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不器用同士

第106章 蘭の家に角谷が!?

「ほら、もうすぐスーパーだよ」
「よっしゃあ!!」
「テンション抑えろ…」
「とりあえず僕がレジ通るから聖くんお金出して」
「はいはい」
「3人とも大人しく車で待ってるんだよ?」
「はーい!!」「「はい…」」

聖side

響のテンション凄いな…

「響ちゃんは何が欲しいの?」
「ハーゲンダッツの抹茶味とチーズケーキ味!!」
「はぁ!?俺そんな金ねーよ!!」

めっちゃあります
樋口響という見目麗しい女性から100万ほど渡されました…

「…じゃあ抹茶1個…」
「まぁ…それなら…」
「聖くん、お金」

とりあえず500円渡した

「さて、バレないようにお顔を眼鏡とマスクで隠しましょう…」
「はーい」
「じゃあこれかけて」

響に渡されたのは縦が広い眼鏡

「お揃いかw」
「色違いだけどねw聖似合うよw」
「響も可愛いw」
「…💢」

あ…
殺気が…

「お待たせー。はいアイス」
「ありがとー!!」
「はぁ…カップル丸出しな事しないでよ…」
「え?」
「お揃いなんて付き合ってる事想像されやすいでしょ…」
「…確かに」
「響ちゃん食べながら道案内してね」
「ふぁ~い」

もう食ってるのか…

「ご馳走様〜」
「「「早っ!?」」」
「え?あ、次の交差点右ね」
「う、うん…」

プルルル…

「あ、俺だわ」

「何?…何だよ気持ち悪い…は?…何でこんな事通話で言うんだよ…っっ!?…そうか…響に伝えた方がいいか?…そうか…ああ…」

「誰から?」
「角谷」
「ふーん。珍しいね」
「まぁな」
「あ、そこ左で着く」
「了解」

何とか家に着いた…
角谷の話…
嬉しいっちゃ嬉しいけど複雑だな…

「あ、風雅はそのまま駅まで行って落としておけ」
「俺も樋口さんの家行きますよ!!」
「ダメだ」
「ハンバーグ食べせてくださいよ!!」
「無理。材料無い」
「買ってきますから!!」
「お前の分は作らねー」
「そんなぁ!!」
「え、聖くん料理するの?w」

嫌な予感…

「僕も食べ」
「断る」
「即答…」
「お前らに作らねーよ!!」
「ほら、僕レジ通ってきたよ?」
「…チッ…」
「僕はいいでしょ?w」
「響どうする?」
「出してあげれば?」
「えー…」
「風雅には私が作ってあげるから♪」
「はい!!」

何を考えてるんだ!?

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