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不器用同士

第110章 大ピンチ!?

「響、起きろ」
「ふぁ〜い…今日何…?」
「オニオンスープとトーストとシーザーサラダ」
「いいね〜」

今日も美味しいご飯
控えめに言って最高w
気分ルンルンで学校に行ける!!

「あー!!樋口響だ!!」「聖様!!」

前言撤回
全くルンルンしない…

「早く行こ」
「ああ」

もうやだー!!
何で静かに出来ないの!?

「そんなイライラするなって。もうちょいで学校だろ?」
「…はーい…」

やっと教室…

「やぁ小野くん。昨日はご馳走様w」
「はいはい」
「また食べに行っていいかい?w」
「「ダメだ」」

ん?
2人の声が聞こえた気がする…

「ん?何で角谷くんが否定するんだい?」
「何でも何も蘭が他の男の家に行くって言うからだろ?」
「「蘭!?」」
「あ…なるほど…」
「私の事いきなり呼び捨てで呼んでどうしたんだい?」
「は?いいじゃん。蘭だって俺の事名前で呼んでよ」
「蓮、説明しろ。ちょっと来い」
「あ、説明するw」

何で?
てかいつからこんなに仲良くなってるの?

「で、角谷。上手くいったって事でいいのか?」
「ああw」
「ね、何の話?」
「響、今までつきまとってごめん」
「何!?気持ち悪いんだけど!?」
「いや、俺勘違いして響に惚れてるとか言っててさ…」
「勘違い?」
「俺、蘭の事好きだったんだ」

・・・

「ん?ごめん。もう1回言って」
「だから、俺は蘭が好きなんだ」

・・・

「はぁ!?正気!?」
「正気だけど?」
「…角谷くん?シバキ倒すぞ💢」
「何で呼び捨てにしてくれないんだよ!!」
「誰がするか!!」
「はぁ!?土曜は呼んでくれたのに!!」
「うるせー!!お前に惚れなきゃよかったよ!!」
「「え!?」」
「ーっっ///」「っっ!?///」
「…あー…なるほどね…蘭、両思いでよかったね…聖、あっち行こ…」
「何で引いてるんだよ!!」
「「だって角谷だし」」
「響、私が小野くんをボロクソに言ったらどう思う?💢」
「殺す💢」
「おい、学校で目立つ事するな」
「「…はい」」
「蘭、俺の事名前で呼んでよ」
「何で」
「いいじゃんw」
「何か嫌」
「いいじゃん。呼んでよw」
「はぁ…蓮。呼んだ」
「…///」
「ベタ惚れかよ」
「照れたね」
「マジ可愛い…///」
「死ね💢」
「酷い事言わないでよ!!」
「蘭も照れすぎだよw」
「は?キレてるじゃん」

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