無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「…詩織…は何頼みますか？」
「んー…カルボナーラとロゼかなぁ…」
「っ!?…私と同じですねw」
「そうなんですか？w気が合いますねw」
「とりあえず頼みます。Excuse me, I would like Carbonara and Rose two times each.」
「Certainly. Please wait a moment.」
「悠馬さん英語もできるんですね」
「日常会話程度ですけどねw」
「いいな〜」
「…詩織…はCAなんですから英語できるはずでは？」
「…あー…ほとんど先輩に解読してもらってて…はは…」
「よくCAになれましたね…」
「それいつも思います!!w」
「英語くらいなら教えますよw」
「いいんですか!?」
「え、ええ…」

勢い凄いな…
それだけ英語が話せるようになりたいのか…
仕事熱心…という事か…

「悠馬さん、乾杯しましょ」
「あ…はい」
「かんぱーい!!w」
「乾杯w」

「あ、伝票見せてください」
「見ない方がいいと思いますけどね…」
「えーw」
「…どうぞ」
「やったーw……え!?」
「だから見ない方がいいと思ったんですよ…」
「…次からはファミレスとかでいいです…」
「ファミレスですかw」
「気軽に食べられるのがいいんですよね〜」
「なるほど…次はファミレスにしますw」
「でも奢ってもらってばっかじゃ嫌なので私も何か奢ります」

律儀だな…
金目当てではなさそうだ…

「じゃあ…立ち食いそばでいいです」
「え？w何か申し訳ないんだけどw」
「立ち食いそば3回奢ってください」
「3回も私と会ってくれるんですねw」
「…っっ!?」

何故ここで言葉を間違えたんだ…!?

「あははw今日1番動揺しましたねw」
「すみません…言い方を間違えました…」
「私は悠馬さんに会いたいですよ？」
「え…」
「だって悠馬さん面白いんですもんw」
「…はぁ…そんなに面白いですか？」
「ええwまた見たいくらい面白いですw」
「多分…私も会いたかったからかも知れません」
「え？」
「また詩織に会いたい」
「ーっっ!?///…何で言えちゃうんですか…ここではずるいですよ…///」
「ずるい？何がですか？」
「また無自覚…」

何がずるいんだ？
名前を呼ばない方がよかったのか？

「不快にさせましたか…？」
「不快じゃなくて…その逆です…///」