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不器用同士

第36章 響…

「余裕持つなよ…どうせ響も真っ赤になる癖に…」
《当たり前でしょ。好きな男だし》
「あー…それずるい…好きな女に言われたらするしかねー…///目閉じて」
《断る》
「はぁ!?」
《目閉じるならディープ》
「悪魔か!?」
《性格悪いからw》
「えー…まぁ…負けたのは俺だからな…目閉じなくていい…」
《かかってこい》
「勝負かよ!!」
《いいツッコミだねwいつでもいいよ》
「あー…じゃあ行きますよ…」

俺はキスしたんだが…

響が俺の頭を押さえて舌を絡めてきた

クチュクチュ…

響は5秒くらいして離してくれた

「どっちにしろディープかよ!!///てか地味に上手いな!!///」
《颯とたむこうで慣れた》
「…」
《聖?》
「キスした時他の男の事考えてたのか…」
《そーゆー訳じゃないけど》
「もう怒りました。ダメだろ?」
《ダメだけど…》
「次響からキスなw」

響顔真っ赤w
形勢逆転w

《分かった。すればいいんでしょ…》

今度は俺が舌を絡めた

クチュクチュ…

あー…響の目がとろんとしてる…エロい…

「その顔誘ってる?」
《何を?》
「いくら俺が童貞だとしても俺は男だぞ?」

はい、また顔真っ赤w

《誘ってない!!》
「分かってるw」
《ふざけんな!!》
「病院でする訳にはいかないからな」
《バカ!!》
「そんな怒るな。可愛い顔が台無しだぞw」
《可愛くない!!》
「ははっw」
《笑うな!!》
「はいはいw」
《てか聖大胆になったよね》

…前の俺どんなだっけ?

「そうか?」
《前は好きとか可愛いとか言わなかった》
「まあ…そうだな…カップル(仮)だったし…てか好きなのか分からなかったし」
《ふーん…パフの時はあんなに》
「言うな!!///」
《可愛いw》
「響もな」

顔真っ赤w

「俺はたとえ響が声出なくても好きだ」

これは本当に思ってた事だ

『ーっ!!///』
「可愛い…好きだよ」
《私も…///》

あー…
マジ天使…
響と話してたらあっという間に昼休みになった

「電話してくるな」
《うん》
「すぐ帰ってくるって」
《大丈夫だよw》
「じゃあ待ってて」
《うん》

「あ、小野です」
〈響はどうだ〉
「さっきよりは少し安定しました」
〈そうか〉
「響が単位大丈夫か聞いて欲しいって言ってて…何とか出来ますか?」

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