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サムライダー

第2章 ミオside

家族や学校の友人とかと言い争いになっちゃって誰かが取り乱したりしたらやっぱり男でも女でも腕力あるし落ちつかすのも大変でしょ。



今思うとサムライもそんな感じかも。やがてわたしを押さえるのにも疲れたみたいで



「いや、なんかここ通ったら変わったのいるなって」


……フン、こっちだってねえ好きでこんなんじゃないし!!



「…なんなのよ、あんたはあ!?」



空気が呼吸器官に入ってきて少しはましになってきた。


「…それにしてもお前、汗くせ〜なあ」



〜〜言うにことかいてそれかよお!!



バチッ!!



サムライ男の左ほおを思いきり平手でたたいた。なんかけっこういい音がした気がした。さっきの悪ガキたちに襲われてたサチコという女性の怒りがわかるなあ。



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