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サムライダー

第2章 ミオside

…ついさっきまで家にいたはずがなんでまた…?思わぬ問いかけにうっと口ごもった。



「えー、…ちょ、ちょっとね…」



見合い話にショック受けたあとに悪ガキらの騒ぎとくれば さすがに精神的に疲れるわよ。



「まさかお前逃げてきたとか?」



〜〜図星だけどね。いたたまれなくてたまらないしくやしい。



「だったらなにさ、フン!」



開き直り腕を胸の前に組む。返す言葉なんてそうそう思いつかないものだと痛感する。



なにが楽しくてこんなイカレたかっこうしてたヤツなんかに足もと見られなきゃなんないのさ。



もっと気持ちが落ちつけるとこ行きたい。でもどこにそんな場所あるかも検討つかない。




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