テキストサイズ

サムライダー

第3章 それから…

いきなり起こる慣れない感覚に思わず



(〜〜〜こないだ読んだ伝奇マンガのモンスター〜!?…みたいなヤツ?!)



……我ながら頭の悪い発想しかできないでいるとさらに毛のかたまりはわたしのふくらはぎにまとわりついてくる。



(なんなのよお〜〜!)



サムライはいないし毛のかたまりをどうにかしたい…。耐えきれなくなり足をベッドに勢いよくあげる。



ハアハア…。まさかこんなことになるなんて恐るべしサムライハウス。……ん…?…わたしのセンスもヘルメット軍団とたいして変わんなかった……。



そうベッドの上で両手をつきながら頭をがっくりさせて打ちひしがれてると



ニャアアアアア〜



〜〜なっなんなのマジでこの家ってえ〜お化け屋敷〜〜!?



よくよく部屋を見たらヘルメット軍団とジャレてたときにサムライが乗ってたバイクのカタナもあるし。こんなでっかい車体がよく入ったよねえ…。……まてよ、今鳴き声聞こえなかった…?



かなりやだけどわからずじまいはもっと気味悪い。



勇気をふりしぼってベッドの下をのぞいてみることにする。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ