サムライダー
第3章 それから…
わたしの座るベッドの前に置かれてるテーブルにサムライはレジ袋を1つ置いた。なんだかお惣菜のようなおいしそうな匂いがする。
「お前のだ、腹減ってるだろ」
そうサムライはわたしに言う。どうやら中身は弁当のようだ。
「え…いいの?」
思わず聞いてしまった。
「あともう1つ…」
サムライはわたしの目の前にもう1つのレジ袋を差し出した。
「開けてみろよ」
レジ袋のビニールテープをはがすと中にはピンクのクロックサンダルが入っていた。
「お前、なんにも履いてないしよ…」
なんだかずるっと気がぬけたようにも感じたけどたしかになんにも履いてないしねえ……。
「お前のだ、腹減ってるだろ」
そうサムライはわたしに言う。どうやら中身は弁当のようだ。
「え…いいの?」
思わず聞いてしまった。
「あともう1つ…」
サムライはわたしの目の前にもう1つのレジ袋を差し出した。
「開けてみろよ」
レジ袋のビニールテープをはがすと中にはピンクのクロックサンダルが入っていた。
「お前、なんにも履いてないしよ…」
なんだかずるっと気がぬけたようにも感じたけどたしかになんにも履いてないしねえ……。