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サムライダー

第3章 それから…

……買ってきてくれたんだ…。いろんないろんなことがいっぺんにありすぎて緊張感で頭がいっぱいになってた。



お腹はぐう〜とは鳴らないけどやっぱり食べたいのは変わらない。


「……いただきます…」



白いレジ袋をあけるとおいしそうな揚げ物やハンバーグなどがきれいに並べられたお弁当が目にうつる。



(………あれっ…?そういえば…)



「サムライ……は食べないの?」


とぼけた問いしかできないけど。サムライはああ!?と言いたげな表情をした。



「俺はすませた」



「今何時だと思ってんだよ」


とかブツクサ言う。わたしは部屋の時計に目をうつすともう10時をさしてる。


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