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take a breather

第20章 I seek

〈ちょっとだけ後日談〉

翌日、ほぼベッドの上で過ごした
が、ゆっくり…は出来なかったなぁ…

だってさぁ…翔くん、どんどん可愛くなっちゃうんだもん

こんなの想定外…だよね?

マジで『襲ってください』って言ってるようなもんだよ

しかも、外身はふにゃふにゃしちゃってるのに
ナカはしっかりと俺のモノを咥えて離さない、みたいな?

次の日の仕事に差しつかえるから
夕方には翔くんを解放してあげたけど
まだ続けてイケたよなぁ…

それを察したのか
一緒にお風呂に入ろうとしたら
翔くんに思いっきり拒否られた

確かに、一緒に入ってたら絶対手は出ちゃうよね

翔くんは俺のこと、本当によくわかってるよなぁ

でも結局、夜寝る時には手を出しちゃったんだけどさ

そんで、なんだかんだで翔くんも受け入れてくれるんだから
本心は嫌がってないと思うんだ

今だって
俺の膝枕で寝ている翔くんの顔には
満足そうな微笑みが浮かんでる…

「おはよ〜、って大野さん…
あんた早速翔ちゃんに無理させたの?」

楽屋に入ってくるなり
呆れ顔のニノが開口一番にそう言った

「無理やりはシテないぞ?」

「当たり前だろ?
無理やりシタら犯罪だよ…
翔ちゃんが朝から楽屋で寝るくらいなんだから
初めてなのに派手にやったんじゃないのか?って聞いてんの」

「派手にやったかはわからないけど
ヤッた回数はわからない…」

「はぁ…あんたねぇ…
どれだけ体に負担掛かるかわかってやってんの?
今日は歌番組よ?踊らなきゃいけないのよ?
大変なのは翔ちゃんでしょ?
少し考えなさいなよ…」

ガチャっ

「はい…すみません…」

「謝るのは、翔ちゃんにだよ」

「お?どうした?リーダー
朝からカズに説教受けてんのか?」

丁度謝ってる所に松潤がやって来た

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